AIホラー動画プロンプトの作り方|怪異映像を作るコツ

※本記事のアイキャッチ画像は、AI画像生成ツールを使用して制作しています。

AI動画生成を使うと、スマホで撮影したような怪異映像、監視カメラに映った不自然な影、VHS風の古い記録映像などを作ることができます。

ただ、実際に作ってみると、

  • 毎回似たような映像になる
  • 怖さよりも不自然さが目立つ
  • 人物の顔や文字が出てしまう
  • 実在の場所や事件っぽく見えてしまう
  • AIっぽい動きになってしまう

といった問題が起きやすいです。

この記事では、AIホラー動画プロンプトを作る時に意識したいポイントを、実際のプロンプト例とあわせて紹介します。


AIホラー動画は「怖いものを出す」より「違和感を作る」方が使いやすい

AIホラー動画を作る時、いきなり幽霊や怪物を大きく出そうとすると、映像が安っぽくなりやすいです。

特にYouTube向けの怪異映像では、最初から派手に見せるよりも、

  • 誰もいない場所に顔認証の枠が出る
  • 奥の暗がりに人影のようなものがある
  • 反射にだけ何かが映っている
  • カメラが一瞬だけ不自然なものを捉える
  • 見返すと違和感に気づく

といった演出の方が、実写風の映像と相性が良いです。

AIホラーでは、はっきり怖いものを出すより、普通の映像の中に少しだけ異常が混ざっている状態を作る方が自然に見えます。


プロンプトに入れるべき基本要素

AIホラー動画のプロンプトには、最低限以下の要素を入れると安定しやすくなります。

要素
画面比率16:9、9:16
撮影形式スマホ撮影、監視カメラ、VHS、POV
場所トンネル、廃病院、古いアパート、深夜の部屋
カメラ動作固定、手持ち、ゆっくり近づく、急に振り向く
怪異の出し方影、反射、顔認証、暗がり、窓
雰囲気低照度、VHSノイズ、心理的ホラー
禁止要素血、ゴア、ロゴ、読める文字、実在地名

特に重要なのは、カメラ視点怪異の出し方です。

同じ「トンネルで人影が見える」という内容でも、監視カメラ視点なのか、スマホPOVなのか、VHS記録映像なのかで印象が変わります。


まず決めるべきこと

プロンプトを書く前に、次の4つを決めておくと作りやすいです。

1. どんな映像形式にするか
2. どこで撮影された映像にするか
3. 怪異はどこに出るか
4. 視聴者にいつ気づかせるか

たとえば、

監視カメラ映像
廃病院の廊下
誰もいない空間に顔認証が出る
数秒後に気づく

という形です。

ここまで決めてから英語プロンプトにすると、かなり安定します。


AIホラー動画プロンプトの基本テンプレート

以下は、使い回しやすい基本形です。

Horizontal 16:9 realistic horror video prompt, [撮影形式], [場所], [カメラ動作], dim and eerie atmosphere, psychological horror, low-light camera grain, realistic found footage style, [怪異の内容], no gore, no blood, no readable text, no logos, no real location, fictional scene.

日本語にすると、こういう構造です。

16:9のリアルなホラー動画。
撮影形式は〇〇。
場所は〇〇。
カメラは〇〇。
暗く不気味な雰囲気。
心理的ホラー。
低照度のカメラノイズ。
実写の記録映像風。
怪異は〇〇。
血やゴア表現なし。
読める文字なし。
ロゴなし。
実在地名なし。
架空のシーン。

サンプルプロンプト1:監視カメラ風ホラー

## 例1:監視カメラ風ホラー

### 企画内容

誰もいない廃病院の廊下を、固定された監視カメラで撮影している映像です。

一見すると普通の防犯カメラ映像ですが、途中で誰もいない空間にAI顔認証の枠だけが表示されます。

### プロンプトで指定する要素

- 16:9の横動画
- 固定された監視カメラ視点
- 廃病院の廊下
- 低照度のカメラノイズ
- AI顔認証の枠が誰もいない場所に出る
- 人物は見せない
- 血やゴア表現なし
- ロゴ・読める文字・実在地名なし

コピーして使える英語プロンプト全文は、note無料部分に掲載しています。

このプロンプトのポイント

このプロンプトでは、怪異そのものを直接出していません。

代わりに、誰もいない場所にAI顔認証だけが反応するという演出にしています。

このタイプは、ショート動画にも横動画にも使いやすいです。
視聴者に「今の何?」と思わせる構造にしやすいからです。


サンプルプロンプト2:スマホPOVホラー

## 設計例:スマホPOVホラー

### 映像の内容

深夜のアパート廊下をスマホで歩きながら撮影している映像。
窓ガラスの反射に、一瞬だけ人影のようなものが映ります。

### 指定する要素

- 縦長9:16
- スマホ撮影風
- 一人称視点
- 手持ちカメラの自然な揺れ
- 低照度ノイズ
- 窓の反射にだけ違和感
- 顔は出さない
- フィクションのシーン

### 向いている用途

YouTubeショート、TikTok風ホラー、短尺の怪異記録動画。

このプロンプトのポイント

スマホPOVは、視聴者が撮影者の視点に入りやすいのが強みです。

ただし、動きが激しすぎるとAIっぽさが出やすいので、

walking slowly
handheld camera movement
natural motion blur

のように、自然な手持ち感を指定すると使いやすくなります。


サンプルプロンプト3:VHS風トンネルホラー

1990年代前半の日本のVHS記録映像のような雰囲気で、16:9のリアルなホラー動画を作成してください。
舞台は、夜の田舎にある暗いトンネルの入口です。
トンネル入口の近くには弱い街灯があり、映像全体は色あせた色味で、アナログノイズや暗所特有のざらつきが入った、古いビデオ映像のような質感にしてください。
カメラは手持ち撮影風で、ゆっくりとした自然な動きにしてください。

最初はトンネルの中に何もいないように見えますが、奥の暗がりに人のような faint なシルエットが一瞬だけ現れる演出を入れてください。
映像内に人物の顔が見える場合は、すべて影で隠してください。

また、ゴア表現・流血表現はなし、読める文字はなし、ロゴはなし、実在の地名は出さないでください。
全体として、架空の映像であり、心理的ホラーとして不気味さを感じる雰囲気にしてください。

サンプルプロンプトはnoteの方にあります。

このプロンプトのポイント

トンネル系は、ホラー素材としてかなり使いやすいです。

特に、

  • 奥が暗い
  • 光源が少ない
  • 何かがいそうに見える
  • ゆっくりズームしやすい

という特徴があるため、怪異を少しだけ見せる演出と相性が良いです。


怪異を出しすぎない方が自然に見える

AIホラーでは、怪異をはっきり出しすぎると、急に作り物っぽくなります。

おすすめは、以下のような表現です。

強すぎる表現使いやすい表現
ghost clearly standingfaint human-like shadow
monster appearsunnatural silhouette
scary face appearsface-like distortion
woman attacks the camerafigure suddenly moves closer
blood on the walldark stain-like shadow

「幽霊」「怪物」「襲う」と直接書くより、
影・歪み・反射・一瞬だけ見える異常として指定した方が、実写風ホラーに向いています。


顔・ロゴ・文字は避ける

AIホラー動画を公開する場合、人物の顔、企業ロゴ、読める文字、実在地名はできるだけ避けた方が安全です。

プロンプトには、以下のような指示を入れておくとよいです。

no readable text, no logos, no brand names, no real location, no real people

人物が出る場合は、以下のように指定します。

all visible human faces hidden in deep shadow or covered with strong pixelated mosaic blur

日本語で考えると、

すべての人物の顔は影で隠すか、強めのモザイクで隠す

という意味です。

ホラー映像では、顔が見えない方が雰囲気も出しやすくなります。


ショート動画向けと横動画向けで作り方を変える

AIホラー動画は、ショート向けと横動画向けで構成を変えた方が良いです。

ショート動画向け

ショートでは、最初の数秒で状況が分からないとスワイプされやすいです。

向いている構成は、

0〜3秒:普通の映像に見える
4〜8秒:小さな違和感が出る
9〜12秒:異常が分かる
13〜15秒:見返したくなる終わり方

例:

誰もいない廊下

顔認証の枠が空間に出る

奥の暗がりに影がある

カメラが乱れて終了

横動画向け

横動画では、1本の怪異だけでは弱い場合があります。

向いている構成は、

導入

映像の説明

1回目の違和感

拡大・検証

2回目の違和感

考察

余韻

横動画では、素材を複数組み合わせて、検証風・記録映像風にすると作りやすいです。


よく使える怪異パターン

AIホラー動画で使いやすい怪異パターンは以下です。

パターン内容
顔認証異常誰もいない場所に顔検出が出る
反射異常窓や鏡にだけ何かが映る
奥の人影トンネルや廊下の奥に影が立つ
音だけの異常映像は普通だが物音がする
フレーム端の異常画面の端に一瞬だけ映る
集合写真の違和感人数が合わない、窓に顔がある
固定カメラの変化何もない場所が少しずつ変わる

特にAI生成では、顔認証異常反射異常が使いやすいです。


失敗しにくくする追加指示

プロンプトの最後に、以下のような指示を入れると安定しやすくなります。

realistic found footage style
low-light camera grain
subtle VHS distortion
no cartoon
no anime
no CGI look
no dramatic monster design
no gore
no blood

AI動画生成では、ホラーと書くと派手な怪物や映画的な演出になりやすいことがあります。

そのため、

realistic
found footage
subtle
psychological horror

のような言葉を入れて、現実感を保つのが大事です。


日本語で考えてから英語にすると作りやすい

最初から英語で書こうとすると、プロンプトがワンパターンになりやすいです。

まず日本語で、

深夜の古いアパート廊下。
固定された防犯カメラ映像。
誰もいないのに、奥の暗がりに顔認証の枠が出る。
人物は見えない。
血やゴアはなし。
実在地名やロゴは出さない。

と決めてから、英語プロンプトにすると整理しやすいです。

英語化すると、こうなります。

Horizontal 16:9 realistic horror video prompt, fixed security camera footage in an old apartment hallway at night, dim fluorescent lighting, low-light camera noise, no camera movement, the corridor appears empty, but an AI face detection box briefly appears in the dark area at the far end, no visible person, no gore, no blood, no readable text, no logos, no real location, fictional scene, psychological horror, realistic found footage style.

まとめ:AIホラー動画プロンプトは「形式」と「違和感」が大事

AIホラー動画プロンプトを作る時は、怖いものを直接出すよりも、まず映像の形式を決めることが大事です。

特に意識したいのは、以下のポイントです。

・スマホ撮影、監視カメラ、VHSなどの形式を決める
・怪異ははっきり出しすぎない
・影、反射、顔認証、暗がりを使う
・顔、ロゴ、読める文字、実在地名を避ける
・ショート向けと横動画向けで構成を変える
・AIフィクションであることを明記する

AIホラー動画は、作り方次第でショート動画にも横動画にも応用できます。

最初は、派手な恐怖演出よりも、
普通の映像の中に小さな違和感を入れることを意識すると、使いやすい映像になりやすいです。


さらにプロンプト例を見たい方へ

コピーして使えるプロンプトはnoteにまとめています

この記事では、AIホラー動画プロンプトの作り方や、怪異映像を自然に見せるための考え方を紹介しました。

WordPress側ではコピペ防止設定を入れているため、コピーして使える英語プロンプト全文はnote側にまとめています。

noteの無料部分では、監視カメラ風・スマホPOV・VHS風トンネルホラーのサンプルプロンプトを公開しています。

有料部分では、YouTubeショートや横動画に使えるAIホラー動画プロンプト100本をジャンル別に収録しています。

AIホラー動画プロンプト100選|YouTube・ショート・横動画に使える怪異映像テンプレ集

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